【プレミアリーグ23/24】第4節 ルートンタウン 対 ウェストハム

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LUTON TOWN vs WEST HAM

ルートンファンだけでなく、ルートン市民にとってたまらない日となったであろう、ホームグランド「ケニルワースロード」でのプレミアリーグの試合。

大歓声の中、試合開始からハマーズ(ウェストハム)に攻撃をしかけるハッターズ(ルートンタウン)。

これまでの終始相手にボールを支配される状況ではなく、チョン、バークリーとシュートを放つ。しかし、プレミアリーグレベルではもう一つアタッカーに個の能力が必要なのを感じる。個の能力も関係するが、単純にクロスを上げるだけで簡単にはゴールを決めることができない。崩し、クロスの質、FWの予備動作など、向上させる必要がある。

守備に関しては、ホームゲームということもあるのか、追う、戻るのハードワークがこれまでの試合に比べ向上している。18分ごろのウェストハムのカウンターに対しての戻りは圧巻。若干気になるのはセカンドディフェンダーのポジショニングの悪さからの寄せの遅さが気になるところ。

30分をすぎブロックを引いているのか、さらに寄せが甘くなり、ゲームを支配される展開に。

36分、ほぼフリーでアリークロスを上げられヘディングでゴール。キーパーの正面でしたが、カミンスキーは防ぎきれず。コメンテーターからも厳しい言葉がカミンスキーに!!

前半が終わって0-1。開始20分分までは期待させる試合展開でしたが、それ以降はいつもの引いて守る展開。

ボールポゼッション33%というデーターをみても厳しい状況。しかし、シュート数は8本とハマーズを上回りました。

後半が始まってプレミアリーグクラブとの違いをみせつけられるハッターズ。50分にゴールを決められるも、オフサイドでノーゴール。

パスの精度が低く、行き当たりばったり的な攻撃が続き、カウンターで攻めてもすぐにボールを奪われ試合を支配される展開。

60分を超え、中盤の要となっているバークリーに疲労が見られるようになり、足がもつれるプレーも。しかし、ウエストハムも守備が緩くなっており、少しずつルートンもつなげるように。ここまで左のジルズの調子が良く、ここからのカウンターもしくは崩しで得点を狙いたいところ。

71分、予想通りバークリーが交代、そしてまさかのジルズも交代。ここ2試合調子の良いブラウンに期待。

両チームともミスが多くシーソーゲームに。

83分、ルートンで育ち、16歳でトップデビューし、フラムでプレーしたウッドロウが登場。不幸にもすぐにコーナーから2点目の失点・・・

0-2で終わるかと思われたインジュリータイム、アンダーソンがヘディングでプレミアリーグ初ゴール!!

すぐにコーナーを得て、またもアンダーソンと思われましたが、ノーゴール。

試合終了まで、猛攻を仕掛けましたが、1-2の敗戦。プレミアリーグ3連敗。しかし、プレミアリーグ初のホーム戦でファンたちを十分に楽しませてくれました。

カンファレンスリーグから上昇してきた、小さなクラブの軌跡を信じたいです。